県の進学重点校として柏陽・厚木の2校が新たに指定される
3月30日(金)、神奈川県教育委員会は学力向上進学重点校として柏陽高校〔横浜市栄区〕と厚木高校〔厚木市〕の2校を新たに指定することを発表しました。指定期間は、2018(平成30)年4月から2021(平成33)年3月までの3カ年です。学力向上進学重点校は、昨年10月にすでに横浜翠嵐高校〔横浜市神奈川区〕と湘南高校〔藤沢市〕が先行指定を受けており、今回の2校とあわせて計4校となります。
「学力向上進学重点」は2016(平成28)年4月からスタートした「県立高校改革実施計画(Ⅰ期)」事業の一環として進められているもので、これまでに17校がエントリー校として立候補、2018(平成30)年度内に最終的に10校程度にしぼりこむ予定としていましたが、今回の指定では計4校にとどまりました。県教委はあらためてエントリー校の公募を実施するとし、「5つの指標に基づき、その実績に応じて毎年度、該当校があれば随時指定を行っていく」と今後の方向性を示しています。指定の基準となる指標など詳細は県教育委員会の発表ページをご覧ください。
希望ヶ丘高校がSSHに指定される
3月27日(火)、文部科学省は2018(平成30)年度枠のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の内定を公表しました。全国からの応募校94校中、指定校の内定を受けたのはうち49校で、指定期間は5年間です。神奈川県からは、県立希望ヶ丘高校が初めての指定を受けました。研究開発課題は「新たな価値を創造できる人材を育成する課題研究を中心とした体系的な学びの研究開発」となっています。
神奈川県下では現在、横浜サイエンスフロンティア高校〔横浜市鶴見区〕が2015(平成27)年度~2019(平成31)年度、横須賀高校〔横須賀市〕が2016(平成28)年度~2020(平成32)年度、聖光学院〔横浜市中区〕が2017(平成29)年度~2021(平成33)年度の期間ですでにSSHの指定を受けており、今回の希望ヶ丘を含めると合計で4校となります。詳細は文部科学省の発表ページをご覧ください。